デバイスに登録または編集したユーザーの同期化
BioStar 2.7.0以前までは、ユーザーのデータ同期化はサーバーでのみサポートされていました。
BioStar 2.7.1からは、デバイスで新たに登録したり編集したユーザーデータを自動的に他のデバイスと同期化することができます。
この機能は、登録または編集されたユーザーログをサーバーで確認する方法で作動します。ユーザーが登録したり編集したログをサーバーにアップロードすると、サーバーはデバイスからユーザーのデータをインポートし、アップデートした後に他のデバイスと同期化します。
サーバーに同一のユーザーデータがある場合、デバイスのユーザーデータがサーバーのデータベースに併合されます。つまり、サーバーに保存された既存のユーザーフィールドは影響を受けず、空のフィールドのみ以下のようにアップデートされます。
デバイスからのユーザーの削除は、サーバーのユーザーデータに影響を与えません。
使用方法
1. 設定 > サーバーに移動して、すべてのデバイス(デバイスユーザーの変更を含む)を選択してから適用してください。
2. デバイスでユーザーを登録するか、編集してください。ユーザーのアップデート成功ログは、以下のようにモニタリングメニューのイベントログで確認できます。
- ユーザーのアップデート成功(BioStar): サーバーのユーザーデータをデバイスに同期化したユーザーアップデートイベントを意味します。
- ユーザアップデート成功(デバイス):デバイスで発生したユーザーのアップデートイベントを意味します。
サーバーがデータベースをアップデートできない場合、サーバーの反映失敗のイベントが発生することがあります。この場合、アップデートしたユーザーデータはデバイスにのみ反映されます。
この機能によりユーザーアップデートログが大規模に生成された場合、サーバーの応答速度に影響を与えることがあります。