Device Managerアプリケーション
-Device ManagerはBLE通信を利用して、SupremaのXPass D2とXPass 2を設定することができるモバイルアプリケーションです。
Device Managerは何をサポートしますか?
- ファームウェアのアップグレードを含むXPass D2とXPass 2の必要な設定をサポートします。
どのように使いますか?
1. Suprema Device Managerをダウンロードした後、実行してください。
2. テンプレートを作成するには、テンプレートの管理(Template Management)を押してください。
3. 管理者パスワードを含む、必要な設定を変更した後、テンプレートを保存します。管理者パスワードは、アクセス権を制御するためのものであり、このパスワードを紛失した場合、該当テンプレートが適用されたデバイスにアクセスするには、デバイスの初期化が必要です。
4. テンプレートを選択し、開始(Start)をクリックしてテンプレートを適用し、デバイスにモバイルデバイスを近づけてください。
5. 設定が完了すると、画面に成功メッセージが表示されます。
追加機能には、どのようなものがありますか?
1. デバイスの検出(Device Discovery)を押してください。
2. 接続するデバイスを選択した後、該当デバイスにモバイルデバイスを近づけてください。
4. 右上のアイコンをクリックし、必要な項目を選択してください。
5. FWのアップグレード、デバイスの再起動、カードスキャン、パスワード変更機能を実行することができます。
(ファームウェアをアップグレードするには、ファームウェアファイルがモバイルデバイスに保存されている必要があります。)
Device Managerはいつ接続できますか?
もし、誰でもDevice Managerをダウンロードして、すでに使用中のデバイスと接続して設定を変更することができれば、セキュリティ上の問題が発生する可能性があります。したがって、以下のように、既存の接続を保護することができるメカニズムがあります。
- デバイスは、最初の工場出荷ステータスでは、基本キーを持っています。Device Managerアプリは、管理者パスワードを入力して、個人キーにアクセスすることができます。一度接続されると、デバイスの基本キーのキー値は、入力された個人キー値に変更されます。
- 簡単に言えば、デバイスがすでに使用されている状態では、Device Managerに基本キーを利用して接続することはできません。これは、デバイスのマスターデバイスから受信したRS-485キーかどうか、またはWiegand出力の設定を変更するかどうかを確認します。
- 基本キーを戻すためには、デバイスの裏面にあるResetボタンを4回連続で押し、工場初期化を行う必要があります。すると、デバイスに設定されたすべての接続が解除され、基本キーの値を持つようになります。セキュリティ面では、デバイスの接続が切断されタンパーイベントが発生するようになるので、管理者は状況を確認し、必要な措置を取ることができるようになります。