BioStar 2.4.0に統合されたエレベータが異なるフロアで停止することを許可および制御する機能が追加されています。 このドキュメントでは、エレベータの構成に必要な物理的な統合方法とコンポーネントについて説明します。
OM-120は12リレー出力制御モジュールです。 BioStar 2と一緒に使用すると、エレベータから選択したフロアへのアクセスを制御できます。
1つのコントローラーに対して、RS-485デイジーチェーンを使用して最大16台のOM-120の接続ができ、AUX入力もサポートします。 さらに、アンチパスバックゾーンや火災報知ゾーンなどの機能と一緒に使用することもできます。
BioStar 2でエレベータを構成する場合、3つの必須要素はコントローラー, リーダー, モジュールです。
[BioStar 2エレベーター設定]
エレベータ構成の各デバイスの物理的な接続と機能は以下のとおりです。
物理構成は、下の画像のように接続できます。
配線作業後、エレベーターボタンをアクティブにするには、BioStar2から各フロアへの権限とアクセスグループの設定が必要です。
アクセスコントロールメニューでフロアレベル追加をクリックします。登録済みのエレベータを選択し、アクセス権限を設定する各フロアの名前を選択します。各エレベータが動作するフロアレベルを設定する作業です。
以下のエレベーターの設定は、6階まで作動するエレベーター1の例です。
[フロアレベル設定]
フロアレベル設定後、アクセスコントロールメニューのアクセスグループ追加をクリックして、フロアレベルを指定するユーザーを選択します。
上記の設定で、5人のユーザー(ユーザー3, 10, 11, 12, 13)がエレベーター1の1階から6階にアクセスできるボタンを使用できます。