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在室管理ゾーンの構成

在室管理ゾーンとは、救急状況発生時に指定されたゾーンにいる人の数を追跡できるゾーンで、BioStar 2.6で導入されました。この機能は、ユーザーが長時間危険な区域にいる際の警報送信にも活用できます。

このゾーンは、グローバルゾーンでのみ構成できます。つまり、それぞれのデバイスでないサーバーが論理的計算および判断をする役割を果たします。ゾーンのステータスは、該当ゾーンに構成されたデバイスがアップロードしたログをベースに決定されます。

デバイスのユーザー情報がサーバーの情報と異なる場合、サーバーの情報をベースにユーザーが表示されます。
スケジュール、常時通過ユーザー、初期化時間はサポートされません。

在室管理ゾーンの構成

1. ゾーン構成権限のある管理者アカウントでBioStar 2にログインしてください。
2. ユーザー、ドア、アクセスグループは、あらかじめ構成されていなければなりません。
アクセスグループおよびドアの構成方法は、それぞれ次の文書を参照してください。
アクセスグループ: アクセスグループの生成
ドア : ドアの生成
3. ゾーン(ZONE)メニューをクリックしてください。
4. ゾーン追加(ADD ZONE)をクリックしてください。
5. 招集(Muster)を選択した後、確認(Apply)をクリックしてください。
6. 在室管理ゾーン名(Name)を入力してください。
7. グローバル(Global)ゾーンのみ可能です。
8. 入室デバイス(Entry Devices)退室デバイス(Exit Devices)を構成してください。
9. アクセスグループ(Access Groups)をクリックして、追跡するユーザーを選択してください。

アクセスグループの構成は、アクセスグループのユーザーにのみ適用されます。
日程およびその他のアクセスグループの設定は、在室管理ゾーンに適用されません。


10. 警報発生時までユーザーが在室管理ゾーンに滞在した時間を追跡するには、最大時間制限(Max Time Limit)を構成してください。
この機能を使用しない場合は、値を0に設定してください。

最大時間制限の最大値は、4320分(3日)です。

11. 最大時間制限を超過する時の警報作動を構成するには、警報(Alarm) > 動作(Action)から+追加(+ Add)をクリックしてください。
12. デバイスに警告の音声(Alert Sound)を構成したり、出力(Output)を通じてリレー信号を送信する場合は、選択の後、確認(Apply)をクリックしてください。


在室管理ゾーンのステータス確認

1. モニタリング(MONITORING)メニューをクリックしてください。
2. ゾーンステータス(Zone Status)をクリックしてください。
3. 表示(View)列から在室ステータス(Muster Status)をクリックしてください。


4. ステータスは毎分ごとにアップデートされますが、手動で更新するには双方向矢印ボタンをクリックしてください。


更新して表示されるログは、リアルタイムログより表示時間が長くかかります。ログがデータベースに保存される時間を基準に表示され、実際のログイベント後、5~10秒を要することがあります。

5. 最大時間制限(Max Time Limit)が設定された場合、滞在時間が超過したユーザーは次のように赤色の行で表示されます。


'超過(Exceeded)'イベントは、該当ユーザーが退室後、再度入室する際に消去されます。

6. 報告書をエクスポートする場合は…アイコンをクリックしてください。


7. 報告書をテキストファイルにエクスポートする場合は、CSVエクスポート(CSV Export)をクリックしてください。
8. PDFファイルにエクスポートする場合は、印刷(Print)をクリックしてください。
9. ファイルフォーマット(File Format)をPDFに変更してください。


10. 印刷(Print)をクリックしてください。


PDF印刷機能を使うには、ポップアップの遮断を解除しなければなりません。

在室管理ゾーンのメールトリガーの生成

メールトリガーを生成する場合は、次の文書を参照してください。
設定メニューのトリガ & 動作設定
在室管理ゾーンのアラーム感知(Muster Zone Alarm Detected)イベントを構成し、イベント発生時に設定したメールアドレスに送信できます。


次の画面は、イベント通知メールのサンプルです。


動画デモ