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16進数カードキーの構成

BioStar 2.6以前のバージョンでは、カードキー値はスマートカードレイアウトの10進数を利用しました。しかし、実際に保存されたカードキー値はASCII値に変換されました。
業界標準が16進数値をカードキーとして使用するため、これはBioStar 2と既存ソリューションを統合する際に問題となりました。
BioStar 2.6からは、統合を便利に行うためカードキーを16進数フォーマットで入力できるようにしました。

スマートカードレイアウトでのカードキーの構成

1. 設定権限のある管理者アカウントでBioStar 2にログインしてください。
2. 設定(Setting)をクリックしてください。
3. カード形式(CARD FORMAT)をクリックしてください。


4. スマートカード(Smart Card)をクリックしてください。
5. マートカード追加(ADD SMART CARD)をクリックしてください。
6. スマートカードの レイアウト名(Name)を入力してください。
7. 基本サイトキー(Primary)をチェックして選択してください。
8. 新しい基本サイトキー(New Primary Key)に16進数キーを入力してください。
9. 新しい基本サイトキーの確認(Confirm New Primary Key)にキーを再度入力してください。

可能なキー入力範囲
MIFARE: 0 ~ FFFFFFFFFFFFの6 byte範囲
iCLASS: 0 ~ FFFFFFFFFFFFFFFFの8 byte範囲
DESFire: 0 ~ FFFF FFFF FFFF FFFF FFFF FFFF FFFF FFFFの16 byte範囲


奇数の16進数値が入力されると、値の最前に0が追加されます。
最大の長さに満たない場合は、キーが自動的にFFで埋められます。
例:
ユーザーが“1230”入力 > 結果:12 30 FF FF FF
ユーザーが“AF0”入力 > 結果:0A F0 FF FF FF FF

10. 補助サイトキー(Secondary Key)をクリックして活性化してください。


11. 以前にカードキーが構成されていない場合は、補助サイトキー(Secondary Key)チェックの後、欄を空けておいてください。

以前にBioStar 2.6以下バージョンでカードキー値を構成した場合には、該当値をまず16進数に変換しなければなりません。次のように16進数変換器を使って値を変換してください。


12. 必要な場合には、スタートブロックインデックス(Start Block Index)を変更してレイアウトを記録する位置を設定してください。
13. 必要な場合には、カードサイズに注意してテンプレート数(Template Count)を変更してください。
14. 必要な場合には、テンプレートサイズ(Template size)を変更してください。
15. 確認(Apply)をクリックしてください。
16. デバイス(DEVICE)メニューに移動してください。
17. デバイスを選択してください。
18. 認証(Authentication) > スマートカードレイアウト(Smart Card Layout)からレイアウト(Layout)を選択してください。


19. 確認(Apply)をクリックしてください。