アクセスグループの生成を始める前に、全体権限を使用しないようデバイスを設定してください。全体権限デバイスが、アクセスグループ構成を無視して、ユーザーデータおよび認証モードに従うだけで認証決定を下すという意味です。簡単で制限されたアクセスコントロールを使う場合は、全体権限モードを使っても問題ありません。しかし、ユーザーの自動同期化機能を使う間は、全てのユーザーデータが接続されたデバイスに送信されるため、ユーザーのアクセスをコントロールするにはアクセスグループの使用をお勧めします。アクセスグループの概念についての詳細情報は、基本過程の内容を確認してください。

アクセスグループの追加的利点
  • ユーザーグループをアクセスグループに設定すると、ユーザーグループの新しいユーザーに同じアクセスグループが自動的に割り当てられます。
  • VIPまたは管理構成員を含む特定アクセスグループを生成すると、該当アクセスグループをアンチパスバック(APB)およびスケジュールロック等といった同一ゾーンに対するバイパスグループとして手軽に設定できます。



アクセスグループの生成

1. アクセスコントロールに移動した後、アクセスレベル追加ボタンをクリックします。
アクセスレベルドアスケジュールで、アクセスグループアクセスレベルユーザーで構成することができます。そのため、アクセスレベルから生成した後、アクセスレベルにユーザーを割り当てて、アクセスグループを追加します。


2. ドアとスケジュールを設定して確認をクリックし、アクセスレベルを生成します。


3. アクセスグループ追加ボタンをクリックして、アクセスレベルとユーザーグループ、または個別ユーザーを追加した後に確認をクリックします。


4. 新しく生成されたアクセスグループリストを確認します。


5. ユーザータブに移動して、ユーザーリストでアクセスグループを確認します。

デバイスで直接新しいユーザーを生成してドアにデバイスを割り当てなかった場合、デバイスは勤怠管理用としてのみ認識されます。よって該当デバイスの全体権限が非活性化された状態でも、新しいユーザーが認証を進めることができます。

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