ドアを設定すると、基本リレーおよびドア レベルアラームの構成が使用できます。ドアを構成する最小要素は'リレー'です。リレーを設定すれば、ドアとして構成することができます。これは火災警報や緊急閉鎖等といった指定されたイベント時に、ドアを開いたり閉じたりする場合に役立ちます。

1. ドアグループ追加

ドア(DOOR)メニューに移動した後、ドア追加ボタンをクリックしてください。複数のドアとフロアがある場合には、すべてのドアを右クリックし、ドアグループを生成してください。



2. ドア追加

次に生成されたドアグループのうちの1つをクリックし、ドア追加(ADD DOOR)ボタンをクリックしてください。新しく生成されたドアのグループが予め割り当てられ、ドアグループ名が表示されます。ドア名と説明(必要な場合)を入力してください。


ドアに入室と退室の端末が区分されている場合、入室端末を設定した後、退室端末を設定してください。ドアのリレー、退室ボタン、ドアセンサーを設定してください。

  • 入室端末はドア外部に、退室端末はドア内部に位置したデバイスです。
  • リレー配線が外部に露出するというセキュリティ上のリスクを回避するため、出口のリレーやSecure IO2、DM-20などのドアIOデバイスからのリレーを使用するように設定してください。
  • ドアセンサーは、ドアの状態を監視するために使用できます。センサー検出によりドアの開閉状態など物理的なドアの状態が分かります。さらに、予期しないドアの状態に対してアラームを生成するにも使用できます。
  • ドアステータスセンサーを設定してください。ドア解錠ログが発生せず、ドアオープンログが検出された場合、ドアこじ開けログを生成し、警告を発生することが可能です。
端末がドアに追加された場合、端末認証モードはアクセス無しに変更されます。
ユーザーアクセスを許可するには、アクセスグループの生成を確認してください。


3. 警報設定

ドアセンサーが設定された場合は、開放異常、こじ開け、アンチパスバック警報を設定できます。右側の+追加ボタンをクリックし出力や警告音動作の端末、出力、シグナルを選択してください。


  • 開放異常時間は1秒から15分間で設定してください。ドアが設定した時間より長く開放していると、警報イベントが発生します。同時に開放異常の警報を設定してください。


4. ドア確認

設定完了後、適用をクリックし、生成されたドアを確認してください。


デモ動画