適用バージョン:BioStar 2 V2.6以上

BioStar 2 V2.6では、ユーザー認証イベントのためのトリガ & 動作を設定することができます。

ホールドアップ指紋による認証が成功した場合に備えて、次のように構成することができます。

  • ホールドアップ指紋は指紋を登録する際、特定のイベントを生成するために選択された指紋です。ユーザーがホールドアップ指紋で認証を試みると、この認証はホールドアップによる認証としてログに記録されます。システム管理者は、該当ログを使用して別途のアラームを設定することができます。

1) ユーザー(User)メニューに移動した後、ユーザーの追加(Add User)を押して指紋を2つ以上登録してください。

2) 登録した指紋のいずれかを選択し、ホールドアップ指紋(Duress)オプションをチェックした後、登録(Enroll)をクリックしてください。

3) 適用(Apply)をクリックしてください。

4) デバイス(Device)メニューに移動した後、連結されたデバイスの中から1つをクリックしてください。

5) 高級(Advance)をクリックしてください。

6) トリガ & 動作(Trigger)+追加をクリックしてください。

7) トリガのイベント一覧から、1:Nホールドアップ指紋認証(1:N duress)、または1:1ホールドアップ指紋認証(1:1 duress)といったイベントタイプを探して選択してください。

8) 動作(Action)から信号出力(Output)ポート(Port)信号設定(Signal Setting)を設定してください。

ドアまたは他の動作項目から、すでに使用中のリレーポートは選択できません。信号設定は、+信号を追加(+ Add signal)をクリックして設定します。

9) 信号を選択し、適用(Apply)を選択してください。

10) モニタリング(Monitoring)メニューに移動し、ログイベントや動作を確認してください。